M&A用語集
焦土戦術
スコーチドアースディフェンス(Scorched-earth Defense)とも言う。焦土戦術とは、敵対的買収対抗策のひとつで、敵対的買収を受けた企業がクラウンジュエルを売却したり分社化することによって、クラウンジュエルに対する買収会社の影響を排除したり、買収価値を下げようとする行為のこと。あるいはあえて多額の負債を負うことによって、企業価値を下げ、買収意欲をそぐ戦術。ただし、クラウンジュエルを外部売却することで対価としての現金が買収対象企業に留保されることとなり、買収価値を下げる効果は限定的といわれている。