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敵対的買収

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敵対的買収とは、特定企業の株式を、当該企業の経営陣の同意を得ることなくTOBその他の方法により市場内外より買い集めること行為(これに対して対象会社の経営陣の同意のもとに行われる買収を友好的買収という。)。この場合、2~5割増しの株価で買収するのが一般的であり、敵対的買収を行う企業は資金力が必要となる。上場企業によくみられる買収。また、買収の対象になりやすいのは、市場(マーケット)における時価総額が純資産価格を大きく下回る企業や、含み資産やキャッシュ(現預金)などから見て割安な企業などが挙げられる。敵対的買収を行う主体には、対象会社の子会社化を目指す他の事業会社の場合と、経営人の変更ないしは経営方針の変更により株式価値の増大を目指す投資ファンドの場合とがある。日本では、敵対的買収の事例は数多くないものの、これを規制する法律がなく、早急な制定が求められている。

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