成功事例
創業40年以上、後継者不在の老舗建築業による事業承継型M&A

M&Aに至った背景
譲渡企業は創業40年以上の地元では老舗の建設業。オーナー経営者であり、2代目の社長は子供に継がせないと決め、自分の代で引き継ぎ先を見つけるか、それができなければ清算しようと考えていた。
金融機関からの勧めで引継ぎ支援センターに相談にいったが、企業評価が予想以上に低く、M&Aでの事業承継は諦め、清算する腹を括っていた。しかし、弊社を人づてに紹介され、改めてM&Aでの可能性を模索。
オーナーの事業のこれから生き残っていくための方向性と譲受企業の考えが一致。また、オーナーが事業のために保有していた不動産も含めて譲渡したい意向も踏まえ、譲受企業は総合的に企業評価、株式買取額を算定。
そこに、来季の売上見通しが増収、増益の目処がたっていることも後押しし、契約締結。
売却企業
業種:建設業
事業内容:建築土木工事業
所在地:新潟県
買収企業
業種:建設業
事業内容:土木工事業
所在地:新潟県
【お客様の声】
買収
いいご縁をいただいたと感謝してます。最初に相談したのが6月で譲渡できたのが10月。予想以上です。
私は子供たちが処分に困るのは残したくないと思っているので、会社は私が元気なうちになんとかしたいとずっと思ってました。
おかげさまでいい会社に買ってもらえて、みんなに羨ましがられてます。
相手さんが若い社長で社員の方もやる気も能力あって、会った時に「もう、俺の時代は終わったな」と感じました。
社員も引き継いでもらえたし、会社も残ったし、言うことなしです。
売却
初めてのM&Aだったので、やることが全部初めてで、いろいろと小川さんに相談にのってもらいながら進めました。
相手の社長さんも素晴らしい方で、この人がやってきた事業なら間違いないと思い、決断できました。
うちの会社がこれから強化したい部門であったことやエリア的に弱いところであったので、シナジー効果が見えることも背景にあります。
M&Aを成長戦略のひとつに位置付け、なかなか一歩が踏み出せなかったのですが、ひとつやってみるとこうしたらいいということが分かり、そのきっかけになりました。
【スキーム:株式譲渡型M&A】
